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徳(とく)

中国の倫理思想と政治思想における重要概念。徳という字は、もと扁(へん)がなく、旁(つくり)は直と心との合成である。また「トク」という発音は得(とく)と通ずるという(『釈名(しゃくみょう)』)。つまり真(ま)っ直(すぐ)な心、わが身に獲したもの、の意風味がある。倫理学的には、正しい行為をさす。「肆(ゆえ)に惟(こ)れ王はそれ疾(すみや)かに徳を慎(つつし)め」(『書経』召誥(しょうこう))。政治的には、刑罰に対するものとして、民への恩恵、褒賞を意風味する。これは損得の得のニュアンスからである。「徳刑政事典礼」(『左伝(さでん)』宣公12年)。さらに孔坊主は、為政者が自身を正すことで民を感化するという徳治主義を唱えた。「政(まつりごと)を為(な)すに徳を以(もっ)てすれば、譬(たと)えば北辰(ほくしん)その所におりて衆星これに共(むか)うが如(ごと)し」(『論語』為政篇(へん))。また、倫理的な値打ち観を含まない、本有的才能とか属性をも徳という。「物の得て以て生ずる、これを徳という」(『荘坊主(そうじ)』天地篇)。これは道自宅(どうか)の系列に多い考え方である。たとえば鳥が高く飛んで矢を避け、鼠(ねずみ)が地下に潜って身を隠すのも徳である(『荘坊主』応帝王)。『易(えき)』繋辞(けいじ)伝に「天地の大徳を生と曰(い)う」とある。万物を生々するのが天地のはたらきという意風味で、前述の才能?属性の意風味と似た用法である。さらに陰陽五行自宅は、万物の五元素を木、金、火、水、土と数え、各王朝はそれぞれの元素の属性(木徳、金徳、火徳、水徳、土徳)を宿命的に背負って交代する。たとえば金徳の殷(いん)は木徳の夏(か)に剋(か)ち、火徳の周は金徳の殷に剋ち、水徳の秦(しん)は火徳の周に剋つ、という。






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