へっどらいん

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超越論哲学(ちょうえつろんてつがく)

先験哲学ともいう。体験を超えて超越論的に体験の成立条件を問うカントの哲学。カント自身はさらに自分の立場を超越論的観念論と規定するが、それはカントの説明によると、「すべての現象を物自体としてではなくて単入る表象とみなし、したがって場合間とスぺースを物自体としての対象の自体的に与えられた規定や条件とみるのではなく、われわれの直観の単に感性的な諸形式とみる学説」である。カントによると、この超越論的観念論は体験的実在論と十分両立する。なぜなら、超越論的観念論者は、「自己意識の世間に売れることなく、私のうちにある表象の確実性よりも以上のなにも想定しないで、物質の実在を承認することができる」からである。

これに反して、現象を物自体とみなす超越論的実在論は、感官の対象がそれ自体感官と一番関係に実在するという誤った前提から、かえって感官の表象だけでは対象の現実性が確定されないといった、体験的観念論に陥ることに入る。カントのこうした超越論哲学は、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルと許すその後のドイツ観念論の展開の船出となった。また19世紀後半に「カントにかえれ」をモットーとして生じた新カント学派も、カントの超越論哲学を範として天然科学や文化哲学の基礎づけを試みた。そのほかフッサールにも超越論哲学の影響をみることができる。


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