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生得観念(せいとくかんねん)

本有観念ともいう。人間精神に天性つき備わっていて、他のぜんぜんの認識の基礎と入る観念のことで、感覚を案内して得られる世間来観念idea adventitia(ラテン語)、および人間精神がかってにつくりあげる構想観念idea facta vel factitia(ラテン語)に対立する。その先駆思想としては、プラトンの想起説をあげることができるが、中世スコラ哲学では一般にア書き出したテレスを受けて、「まず感覚のうちになかったものは知性のうちにもない」という命題が人間的認識の原理として認められていた。

近世に入って、デカルトは思惟(しい)(自我)、神、延長の観念および同一律や因果性の原理などを生得観念として認めたために、ロックの手厳格批判を招いた。他方、ライプニッツは合理論の立場から、前述のスコラの命題を承認しつつも、なお「知性そのものを別にして」と付け加えるのを忘れなかった。この生得観念をめぐる論争はいちおうカントの批判哲学によって止揚された、というのが哲学史の常識である。しかし近年、この論争はチョムスキーによって提起された天然言語の習得の異常として、新たな脚光を受けている。


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