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実体(じったい)

哲学の用語で、すべての存在の基本に、これを拠り所るものとして考えられる基本存在のこと。そのギリシア原語ウーシアーsiは「在(あ)る」を意風味する動詞エイナイeinaiから派生した語で、「まさに在るもの(真相在)」を意風味する。プラトンでは、転変する可視世界の根拠にある恒常?同一の不可視のイデアがウーシアーと考えられる。しかし、ア書き出したテレスでは、「在る」のもつもろもろの意風味の類別であるカテゴリーの第一がウーシアーである。

ウーシアーは他のものから離れてそれだけでも在りうる自存存在であるが、他のカテゴリーはウーシアーに基づいて在る依存存在である。たとえば、性質、大きさ、状況はそれぞれ「何か在るもの」の性質、大きさなどとして、初入れ在る。これに対し、性質や大きさが帰属している当のそのもの自身、たとえば、「この在る人」はウーシアーである。それゆえ、ウーシアー(実体)は、類々の述語がそれについて述べられている第一の主語、類々の属性がそれに帰属する「基体(ヒポケイメノンhypokeimenon)」でもある。こうして、ア書き出したテレスでは、ウーシアーは昼間の時間常言語において「それが……」といわれる主語的なものを構成する存在そのものであり、感覚や現象から遠いものではなく、感覚や現象を構成する基本の自存存在である。

その後、ラテン語では、ウーシアーにあたるエセンティアessentiaの語は「鉄則」を意風味するものとなりヒポケイメノンにあたるスブスタンティアsubstantiaまたはスブストラトゥムsubstratumの語がウーシアーの経緯語として用いられた。そこから、これを浴び継いだ近代哲学では、ウーシアー(英語ではsubstance)の概念はやや錯雑な諸義を内含するものとなった。昼間の時間本語の「実体」はsubstanceの経緯語である。近代哲学における実体の異常は、近代体験科学の成立によってア書き出したテレスのカテゴリー論の正否が問われたときに生じたものであり、その存在論的、認識論的な意義づけは、合理論においても体験論においても大切な課題と入る。


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