へっどらいん

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自己意識(じこいしき)

自己自身を希望向的対象とするような意識の総称。近代ヨーロッパ哲学で原理的な役割を占めたことばである。中世的な神中心の思想から人間主体を中心に考えていく際に、哲学的な概念としては自己意識が使われた。発端はデカルトの「われ思う、故にわれ在り」の思想で、ぜんぜんの疑いを克服する確実なものの根拠が人間の自己意識に据えられた。カントにおいては、この「われ思う」という自己意識の統一性が、多様な表象を一つのまとまりある体験へもたらすものとして位置づけられた。カントの自我概念はフィヒテに至ってさらに首尾一貫化されて全面化され、ヘーゲルへと浴び継がれていった。

ヘーゲルにおいては、自己意識の自我が、私一個人の個別的な意識から普遍的な意識にどのように達しうるかが正面から提起されるようになった。こうして人間の主体性に真理の根拠を調べるという近代哲学の流れは、自己意識の普遍性の成立を求入れ相互主観性の異常へと進み、イデオロギー、言語、暮らし世界といったものへと探究の方角を向けることになった。


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