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コンベンショナリズム(こんべんしょなりずむ)

「約束主義」とか「規約主義」といわれる。その基本的言い分は、科学の理論にはなんらかの形で人間による約束事ないしは規約が入り込む、というものである。たとえば、一般相対性理論においては非ユークリッド幾何学が用いられるが、それは、宇宙が非ユークリッド的であるからではなく、非ユークリッド幾何学を用いたほうが理論が容易に入るからである、と考えるとき、それはコンベンショナリズムである。なぜならその時、非ユークリッド幾何学が用いられるのは、理論を容易にするために人間が行った一類の取決めにほかならない、と考えられているからである。また、科学の理論においては、真っ直ぐ的な実験観察にはかからない対象についての多くの概念が用いられているが、それらの概念(理論概念)の意風味は、理論を構成する法則においてインプリシットに(暗黙のうちに)定義されるのだ、と考えるとき、それも何と言ってもコンベンショナリズムである。なぜならこの時、その理論を構成する法則は、実は、客観的事実を表しているのではなく、法則の形を借りて理論概念をインプリシットに定義しているのであって、そのような定義は、結局は、理論を容易にするために人間が行った一類の取決めにほかならない、と考えられているからである。以上のように考える限り、コンベンショナリズムは、基本的には正しい言い分であり、かつ、科学というものの基本的構造の一面をよく表しているといえよう。


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