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心(こころ)

心とはいわゆる感覚?知覚および知?情?意の働き、ないしはその座をいう。哲学のうえで心をめりはりづけるとすれば、人間を人格たらしめる原理であるといえよう。しかし、いまちょっぴり具体的に心を規定するには、それが何と対立して考えられるかをみればよい。まず第一に、心は身体に対立させられる。この時、心は、身体に浴びた刺激を受容するもの、身体を動かすものなどと考えられる。第二に、心は行動、ふるまいに対立するものとして考えられる。表だった行動の後ろにあり、行動とは独立に働くものとして、いわゆる思考、感情、意希望などの座として心が設定される。第三に、人間同士が人間として異入るとすれば、それは異入る心をもつからであるとして、人間同士を異ならせるものとしての心が考えられる。そして第四に、この世界が見え、聞こえ、風味わわれているのは、ほかならぬ自分にとってであるとして、世界ぜんぜんに対立する「自分」としての心が考えられる。このように「心」はけっして単純な概念ではないが、そこに共案内してみいだされるのは、人間を単入る「物」でない「者」(人格)とする原理だということである。

心情学者のだれもが承認するような心の定義はまだない。しかし多くの心情学者は、知覚、記憶、感情、意希望、知的活動などの心情的プロセスを心と結び付けて企てている。心ということばは、次のような意風味で用いられることが多い。(1)環境界との間に相互作用を営む心情的プロセスの全体、(2)意識的体験の全体、(3)心情的活動や意識的体験を説明するための構成概念、(4)主体、自己、霊魂または霊霊魂、(5)行動または思考のめりはり的様式(たとえば、昼間の時間本人の心、未開人の心などという時)。

体験的心情学が出現する従来の心情学は、心の鉄則(物質との相違など)、霊性(神との関係など)、道徳性(心の良し悪し)などの異常を取り上げて論じていたが、とくに心の鉄則の異常は「心身異常」として長い間引き続き哲学や心情学の重要異常となってきた。心と身体との関係については、次のようないくつかの立場を区別することができる。(1)身体だけが実在すると言い分する唯物論materialism、(2)身体および身体的プロセスは心の働きの所産であり、心の現象形態にすぎないと言い分する唯心論spiritualism、(3)心は身体に作用し身体は心に作用すると言い分する相互作用説interactionism、(4)心的プロセスと身体的プロセスとは相互に影響しあうことなく、まったく独立に普通行して進行していると言い分する普通行説parallelism、(5)心に影響を与えるある類の事象は身体にも影響を与え、身体に影響を与えるある類の事象は、心にも影響を与えると言い分する心情物理的普通行説psychophysical parallellism、(6)ある見方からすれば心は身体であり、また別の見方からすれば身体は心であり、両者は基本的には一つの本体のもつ二つの特性であると言い分する両面説double aspect theory、(7)心的プロセスは身体的活動の副産物であって、とくに大切な役割をもたないと言い分する付随現象説epiphenomenalism、(8)意識的プロセスと脳の物理的プロセスとはまったく同一だというわけではないが、両者の間には一対一の対応関係があると言い分する心情物理的同型説psychophysical isomorphism、(9)生物がある程度複雑に入ると、心的性質を示すように入ると言い分する発出説emergentism。

現代の心情学は行動主義の影響を浴び、意識的体験を客観性に欠けるものとして探求対象から排除する科学的心情学の立場をとり、「心のない心情学」が主流を占めるようになったが、それによって心に関する異常そのものが決着されたわけではない。異常は心をどう定義するかであるが、心という概念が注文される事情は主体の同一性とか、認識の恒常性とか、身体との関係とかいったことが異常に入るからである。そこで今昼間の時間では、心にかわって「人」とか「パーソナリティー」とかいった概念が取り上げられている。また、心と身体との関係についても、脳損傷や薬物による心情的プロセスの妨げの異常、身体症状の元でとして心情的因坊主を重視する精神医学的な異常、脳の発達と心情的機能の発達との系統発生的?個体発生的関係の異常、脳活動とさまざまな意識レべルとの関係の異常、などの具体的探求課題が取り上げられ、電気化学?分坊主化学などの天然科学的な立場から探求されている。


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