へっどらいん

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

偶有性(ぐうゆうせい)

ア書き出したテレスの用語で、endekomenonの経緯語。存在することもしないこともありうるものの在り方をいう。ラテン語ではcontingensという。論理的には「その存在が必然ではないが、それが存在するとしても、そのゆえに、いか入る無茶苦茶も生じてこないもの」と定義される。必然性に対する。必然的なものについては論証と理論的知恵が成り立ち上がるが、偶有的なものについてはこれが成り立たない。

偶有性は、形相と質料から合成される存在事物(感覚的個物)の在り方である。質料は偶有性を本性とするからである。この偶有入る個物にかかわることによって、行為とすべての実践的知恵が成り立ち上がる。行為は、存在することもしないこともありうる存在事物のうちに、或(あ)る目的を現実になることであり、実践的知恵はこの行為を導くものだからである。中世の形而上(けいじじょう)学は、創造者である神を必然存在とし、すべての被造物を偶有存在とする存在把握を根幹とする。偶有存在の現存の事実から、その存在の元でとして必然存在である神の現存を推論する道は、トマス?アクィナスの神の現存実証の第三の道である。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

哲学  哲学的  論理学  記号論理学  宗教学  宗教学 大学

Author:哲学 哲学的 論理学 記号論理学 宗教学 宗教学 大学
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。