へっどらいん

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虚偽(きょぎ)

英語のfalsehoodなどに対応する概念であって、並は「事実に答えられないことを述べること」などと定義される。しかし、事実とはいったい何であるかについては、さまざまな哲学的な議論がある。たとえば、「目の前に桃色のゾウがいる」といったアルコール中毒病人は、虚偽を述べたことに入るのであろうか。当人に見えたものを事実とすれば、おそらく当人は事実を述べているのである。しかし、傍目から見たりそのゾウは見えない。そのことから虚偽だということにするなら、事実とは、他人に見えた事柄だということに入るのか。しかし、それなら、他人が1人もいないときには、事実はないことに入るのだろうか。こういったことを追いかけてゆくと、認識論上の長い議論に巻き込まれることに入る。また、数学的命題の時、表現している事実がかりにあるとしても、それは一義的には決まらない、とするのが、近ごろの論理学界の主流派の意見である。要するに「事実」というのは、哲学的に異常の多い概念なのである。

ところで、数学的な命題は、一番矛盾な公理論に組みめてられたとき、その否定が定理である時には、正しくないものとされる。このように、なんらかの基準によって正しくないものとされる命題を「虚偽」あるいは「偽(いつわり)な命題」とよぶことがある。この口ぶりでは、事実への言及を避けることができるが、そのかわり、虚偽であるかどうかは、基準に応じて変わる、相対的な性質だということに入る。


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