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論理証明主義(ろんりじっしょうしゅぎ)

ウィーン学団およびこれと近い関係にあったベルリン学派のライヘンバハ、イギリスのエイヤーらの思想をさすことば。ウィーン学団が解散し、またウィットゲンシュタインが人造言語よりも昼間の時間常言語を重んずるようになってから、かつての論理証明主義者の思想も大きく変わった時が多い。この変化後の思想を分析哲学とよぶが、いまでも、分析哲学とは違った傾向の哲学者は、分析哲学まで含入れ、「論理証明主義」という呼び名を使用するようである。実は、論理証明主義者は党派性や体系性を好まないので、その思想内容をひと口にまと入れいうことはむずかしいが、体験科学を重んずること、言語分析の手立てを重視すること、形而上(けいじじょう)学に対して否定的であることが、共通の特徴であるといえよう。また、現在でもなお人造言語の役割を重視する分析哲学者がアメリカなどにいて、彼らは論理的再構成主義者とよばれることがある。

さて、分析哲学より前の論理証明主義者の多くは、当時のラッセルたちの論理主義の数学基礎論の成功に目を奪われ、命題はすべてその正しさが命題の構造だけから一義的に決まるもの、いわゆる「分析的命題」と、その正否の決定に体験が不可欠な「総合的命題」とに分かれること、この2類類の命題の区別は、並の言語表現による時はかならずしも明瞭にしないが、論理記号に適当に述語記号をいくつか付け加えて得られる人造言語によってすべてを表現しようとすれば、この区別は命題の表現の形から無料ちに明らかに入ること、また、この人造言語で表現できないような命題は、並のことばでは書くことができるにしても実質的な内容を欠くものであること、を言い分した。その言い分の仕方が性急であったため、独断的な点、不整合な点を指摘されることになった。ウィーン学団はナチス?ドイツによるオーストリアの合併以後、政治的な弾圧を浴びて解散コンディションになったが、そのような世間的理由がなくとも、いま述べた独断性と不整合性のゆえに、論理証明主義は滅びる運命にあったのだと考える人も多い。事実、かつての論理証明主義者のなかに、この二つの短所を指摘する批判者が現れたのだった。

しかし、1950年代になり、フランスの数学者の一団が、論理主義数学基礎論の本職グラムの一つ、数学の諸概念を集合論の概念だけを用いて定義することを、ラッセルたちよりも行き届いた形で着々と実現し始入れから、人造言語によって多くの物事を表現しようとする考え方は、哲学以世間の領域で力を得るようになった。この傾向の哲学へのあべこべ輸入の結果の一つが、先に述べた、アメリカを中心とする論理的再構成主義である。

また、コンピュータの出現以後、コンピュータに処理できることばで人間の心の働きを記述しようとする認知科学が誕生した。コンピュータに処理できることばとは、結局、論理的な人造言語にほかならない。しかも、コンピュータの利用の可能生は見当世間に大きいので、いままで昼間の時間常言語を無くなって行われてきたことの大部分は人造言語に移せるのではないかと見当する人も多い。

このような事実をさして、「論理証明主義の復興」ということがある。少なくとも現代の状況に照らしてこの主義の言い分を再吟風味することには意風味があるとはいえよう。


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