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チャンス元で論(きかいげんいんろん)

偶因論ともいう。デカルト哲学の残した心身関係と気ままの異常決着を目ざして現れた学説。コルドモアやゲーリンクスにみられるほか、マルブランシュがこの学説にたつ一大形而上(けいじじょう)学を展開した。デカルトは精神と物体(身体)の二元論をたて、両者をそれぞれ「思考」と「延長」を鉄則とする異類の実体と同意すると同場合に、人間の精神と身体との合一をも承認した。これに対し、この学説は二元論を貫徹し、異類の実体間の真っ直ぐ的相互作用を否定する。神のみが結果を現実に産出する才能をもつ。精神にある変化が生じるとき、それを「チャンス元で」causa occasionalis(ラテン語)として、神がそれに対応する変化を物体に生じさせるのであって、真っ直ぐに精神が物体(身体)に作用を及ぼすのではない。あべこべもまた同じであるとされる。さらには、物体相互間にも同じ考えが適用された。こうして、デカルトと比較すると、チャンス元で論では人間精神をはじめ被造物の神に対する受動性が著しく強調されることになった。


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