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観想(かんそう)

観照ともいう。「見晴らしる」を意風味する古代ギリシア語の動詞thereinに由来し、世界の存在事物を、そのあるがままの姿で見晴らしること、また、そのように見晴らしることを愛好する素振りや生き方、さらに、そのような素振りから結果する、実利を離れた学問探求をいう。ア書き出したテレスは人間の生き方を、追求される最良目的の3類(悦楽、誉れ、観想)に応じて3類に分かち、これらを享楽暮らし、政治暮らし、観想暮らしとよんだ(『ニコマコス倫理学』I5)。観想暮らしは哲学者が目ざすものであり、それは、世界の必然的な根拠を観想する神の理性の永遠不変な活動に、人間に許される範囲であずかるものであるとされた。3類の暮らしの別はピタゴラスに由来するとされることもあるが、古期ピタゴラス派において学問探求が実利を離れた観想とみなされていたかどうかは疑わしいとされることもある。

中世では、これはキ書き出した教の修道暮らしの理想に適用され、現世の悦楽と実利を捨て、神にのみ目を向けて、神の業(わざ)を賛美し、神の意希望の成就(じょうじゅ)をひたすら祈念する暮らしが観想暮らしとよばれた。そこで、人間は神から注がれる恩寵(おんちょう)によって受動的に神のものとされ、神のうちに生き、神を観(み)るものと入る。


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