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仮象(かしょう)

それ自体現実的でないにもかかわらず、現実的であるかのような「見かけ」を示すものをさす用語。一方でまったく現実を離れた幻想あるいは幻覚と、他方で現実と結び付いた現象と区別されるが、それぞれの境界界は、かならずしも明瞭(めいりょう)ではない。何を仮象とみるかは、それに対立する現実的なものとして何を考えるかによって決まり、したがって、その場面に応じて、さまざまな仮象が考えられる。

知覚の現実的対象に対するものとしては心情的仮象が、昼間の時間常暮らしの現実に対するものとしてはシラーの説く美的仮象が、人間理性の限度に対してはカントの説く超越論的仮象などが、その例としてあげられる。仮象は、このように、それぞれの場面に応じて、すでになんらかの意風味で定められた現実からの逸脱として負(ふ)の評価を浴びるか、それとも現実を超えた的確値打ちを希望向するものとして正の評価を浴びるかするのである。


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