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解釈学(かいしゃくがく)

解釈に関する学。すなわち天然科学的認識によって代表される「説明」(世間面的認識)とは区別された、生あるいは人間精神の表現の把握である「理解」(内面的認識)にかかわる哲学理論。解釈学の思想は古典ギリシアにさかのぼる。「解釈する」というギリシア語動詞は、「理解させる」「わからせる」という元の意義から派生した、「表現する」「説明?解釈する」「翻経緯する」という三様の意義をもっている。ことばと文字の発明者とされる神々の使者ヘルメスの責務は、このような意風味における神々の思想の人々への伝達であった。理解の営みとしての解釈の作業は古代以降なされてきたが、歴史的には、ヘレニズム期の言語学、文献学とストア派的な比喩(ひゆ)的解釈とを浴び継いだキ書き出した教の聖書の神学的?文献学的解釈、ならびにローマ法にかかわる法学的解釈が重要である。理解の学としての解釈学の概念が確立したのは遅く近代のことであり、その際シュライエルマハーのもつ意義は決定的であった。彼は解釈学の概念を厳密に理解のノウハウ論に限定したが、それは文法的解釈と心情的解釈の2部門に分けられる。解釈学に体系的基礎を与えたベック(1785―1867)は彼の弟坊主である。ディルタイはシュライエルマハーに則して解釈学を「文書に固定された生の諸表現の理解に関するノウハウ論」と定義し、そこに歴史学、精神科学一般の基礎づけを求めた。

その後、この概念の用法は拡大され、生と世界の解釈、人間一般の解釈を意風味し、哲学そのものの手立てとなったのである。この線を徹底させてハイデッガーは、解釈学を「実存の実存性の分析論を意風味する現存在の現象学」と規定する。この学において、すべての存在論的探究の割合の条件が明らかにされるべきなのである。彼の影響は深く広範であり、神学のブルトマンにおけるように学際的でもあった。昼間の時間本の和辻哲郎(わつじてつろう)の倫理学もその一例といえよう。ハイデッガーによる理解の循環構造の存在論的分析を踏まえて、現代の代表的な解釈学的哲学を唱えたのがガダマーである。彼は知の地平性、理解の歴史性を提示して、近代的?批判的手立て知の真理概念を鋭く批判した。その世界地平の言語性、体験の根源的言語性の思想は、言語に断然的ともいえる位置を与えている。今昼間の時間、解釈学的哲学をめぐって、真理と手立て知、伝統と批判の関係が論議され、リクールは批判的解釈学を考えている。また値打ちや規範に関連して解釈学と実践哲学、さらには地平とパラダイム(諸概念の結び付きの枠組み)、言語と先(非)言語的なもの、芸手段と解釈学、伝統的には深く関係しあっていた解釈学とレトリック、といった主題が広く問われている。


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