へっどらいん

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概念(がいねん)

特定の個人のことを考えるときには、その人の顔や声などが浮かんでくるように思われることもある。これに対して、人間一般を考えるときには、この一般の顔とか声とかいったものを思い浮かべることはむずかしいように思われる。そこで、伝統的論理学の教科書のなかには、個々の物について、知覚?記憶に現れる表象とは別に、一般的なものを考えるときに心のなかに生ずるものを「概念」とよび、これが決断の基本要素と入る、としているものもある。だが、心のなかでおこる事柄については、個人差があると思われるので、これをもとに客観的な議論を展開するのはむずかしいことである。伝統的論理学でいう概念は、むしろ、並名詞のようなものだと考えたほうが理解しやすい。並名詞は、一般に複数の個物に当てはまる。たとえば、世界には何十億の個人がいるが、このすべてに対して「人間」という並名詞、つまり概念が当てはまるのである。しかし、特定の個物についての概念を考えることもできる。たとえば、夜空に毎夜輝いていた光片を、観察を重ねた結果、それはみな特定の星の姿だったと決めたときには、その星をさす言語表現ができる。この表現は、その光片の観察のすべてに当てはまる概念だといえるのである。なお、新しく接した一つの事柄についての体験を重ね、その事柄によく通ずるように入ることを、その事柄についての「概念をつかむ」といった口ぶりをすることもある。


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