へっどらいん

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

地母神(ちぼしん)

大地の豊饒(ほうじょう)、生成、繁殖力を人格化した女神。その源流は、オーリニャック期(旧石器場合代末期)の象牙(ぞうげ)、骨、石などに彫られたいわゆるビーナス像にまでさかのぼるといわれ、古代文明の幾多の女神、たとえばシュメールのイナンナ、セム人のイシュタル(アシュタルテ)、ペルシアのアナヒタ、エジプトのイシス、ギリシアのゲーやレア、インドのパールバティやカリー、メキシコのコアトリクエなどがいる。これら女神の崇拝および祭祀(さいし)はとくに農耕文化と結び付いて広まったが、クレタの山の母神をはじめ、アナヒタ、キベレ、イシュタル、アルテ手落ちなどは、もとの狩猟場合代の要素が残ったために野獣の守り神とされている。またイシュタルとタンムーズ、キベレとアッティスというように、往々にしてこれらの女神はその繁殖力の源泉として若い男神を従えていた。そのため、祭祀は若い男神との性的結合やその死を象徴する流血供犠などを伴う。この大地の母神の結婚向こうとしては、ときに天空を人格化した男神、つまり天父(てんぷ)が出現する。中国の皇天后土(こうてんこうど)の信仰などもその例であるが、同様なものはポリネシア、北アメリカのインディアン、アフリカなどにもみられる。また地母神は、とかく死者祭祀や冥府(めいふ)と結び付くことが多いが、これは大地を死者の安住、休息の場と考えたことによるものであろう。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

哲学  哲学的  論理学  記号論理学  宗教学  宗教学 大学

Author:哲学 哲学的 論理学 記号論理学 宗教学 宗教学 大学
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。