へっどらいん

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

創造神(そうぞうしん)

世界、人間、文化などを創造した神をいう。いわゆる未開社会に拡散する神話のなかでは、創造神の手を借りることなく、自発的に万物が創造されていったという形式も多いが、一般に宇宙起源神話での活躍が目だつ。このうち創造神が独自で宇宙を創り出す形式は、ニュージーランドの先住民マオリのイオ神の時であろう。形もなく、親もいない、全存在の源泉という混沌(こんとん)とした創造神である。また、たびたび創造神と重複する機能をもつ至高神が、1人以上の副神の助けを借りて宇宙を創り出す形式もあり、中央カリフォルニアのネイティブ?アメリカンであるポモの神話に出現するマルムダとクスクがこれにあたる。アルタイ地方の神話では太古の人間が、またブリヤート人の神話では水鳥が協力者となっている。北米ニュー?メキシコの先住民アコマの神話は、至高神ウチトシティが創造の第一段階を行い、協力者によって残りが仕上げられるという内容をもっている。同様のパターンは、ミクロネシアのギルパブト諸島で語られるナアレアウ神の創造活動にも当てはまる。昼間の時間本神話の時も構造が複雑だが、伊弉諾?伊弉冉尊(いざなぎいざなみのみこと)の国生み神話はこの仲間にめててもよさそうである。

次に人種起源神話における創造神の役割をみてみよう。宇宙起源の一部として語られることが多いため、先の分種を利用すると、創造神の独自行為は、ジャワ島民、ベトナム南部のブル人、アフリカのピグミー、東南オーストラリア?アボリジニーの神話にみられ、この時、なんらかの物質(海、土、泥)から人種をつくりだしている。無料し物質を用いず、至高神グダトリガクウィットが考え無料けでつくられたという、北カリフォルニアのネイティブ?アメリカンであるウィオットのような例もある。人種起源の神話でも創造神が協力者とともに行動する形式はあり、北西タイのカレン人の神話でも創造神が関与するのは第一段階であり、残りは彼が生み出した原人に任せている。一方、チュクチの人々の創造神とその敵対者タンゲンの関係にみられるように、内陸アジア西部から東欧にかけては、創造神が犬や悪魔らの対立者と葛藤(かっとう)を演じながら人種を創り出すモチーフが広がっている。文化起源神話に入ると、すでに世界が創造されたことを前提にして語られ、文化英雄の活躍にピントがあてられるため、創造神の登場はまれだが、中国の盤古神話、インドのプルシャ神話で語られる、創造神の身体から動物、植物、思想、階級などが天性たという例には注目すべきであろう。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

哲学  哲学的  論理学  記号論理学  宗教学  宗教学 大学

Author:哲学 哲学的 論理学 記号論理学 宗教学 宗教学 大学
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。