へっどらいん

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

死霊(しれい)

死者の霊霊魂。「しりょう」ともいう。死者を単に死者としてみるだけで、死霊の観念を伴わない社会もあるが、霊霊魂の存在を信じる所では、たいてい、人間は断固肉体が滅びるだけで霊霊魂は存在し継続すると考えられ、そのような死者の霊霊魂はさまざまな形で生者と関係をもち、生者の暮らしに影響を与えると信じられている。アフリカのサン人のような狩猟採集民にも死霊の観念があり、死霊を恐れたり、敬ったりする社会は多くみられるが、死霊の観念は社会によってさまざまであり、死や死後の世界についての観念、あるいは霊霊魂観と切り離して考えることはできない。

死霊が生者にとって友好的で生者に恵みや保護を与えてくれる善霊的な時と、生者に死や病気などの災禍をもたらしたり人間に取り憑(つ)いたりする悪霊的な時がある。死霊の根性は社会によって異なり、また同じ社会でも、どのような人間の死霊かによって違ったり、さらに、同じ死霊が良し悪し双方の根性をもっていることも少なくない。一般に死霊は恐れられるが、とくに近親者の死霊ほど恐ろしいと考える社会がある。たとえば西アフリカの農耕民タレンシの社会では、先祖の霊は坊主孫が罪を侵害すると腐って罰を与えるとされ、とくに亡くなった父母の霊の威力は強く、その坊主供を殺すことがあるといわれる。他方、たとえば中国では死霊のたたりの観念はあるものの、祖霊が自分の坊主孫に災いを与えることはほとんどなく、むしろ坊主孫を保護する慈悲深い存在である。

昼間の時間本では一般に、人間に災いを与える死霊の多くは親族関係のない他人の死霊であり、とくに非業の死を遂げた者の霊は恐れられる。無料し昼間の時間本の時、そのような死霊も適切な手立てで丁重に祀(まつ)れば、その威力は人々に恵みをもたらすものに変わる。昼間の時間本で先祖の霊がたたりをおこすのは、たいてい坊主孫が先祖を十分に供養していない時である。祖霊が処罰的であるか保護的であるかは、社会構造、親族構造のあり方と関係していると考えられる。

新しい死霊は自宅の目と鼻の先を浮遊しているとされることがあるが、多くの時、死霊は墓場やうす陰気所などの特定の敷地に、夜や朝夕などの特定の時間、あるいは特定の季節に現れますすると考えられている。また生者の世界に対する死者の世界があり、死霊はそこに住んでいると考えることもある。他人の霊やお化けはたいていいきなりに現れるが、昼間の時間本の盆行事のように、祖霊が決まった昼間の時間に生者を訪問しにくると考える社会もある。死霊はお化けのように人間の姿で現れることもあるが、度々他の動物の姿で現れるとされる。とくに鳥、蝶(ちょう)、蛾(が)などの空中を飛翔(ひしょう)する動物を死霊と考えることが多い。また異様な姿の動物、たとえば蛇を死霊の化身と考えることもある。

死霊崇拝をH?スペンサーのように宗教の起源と考えたり、E?タイラーのようにアニミズムと多神教の中間に位置づける考え方もあるが、このような文化進化論的なとらえ方は今昼間の時間ではあまり支持されていない。しかし、死霊に対する恐れ、崇拝は、多くの社会で宗教の大切な部分をなしている。






目次



死霊


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

哲学  哲学的  論理学  記号論理学  宗教学  宗教学 大学

Author:哲学 哲学的 論理学 記号論理学 宗教学 宗教学 大学
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。