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宗教音楽(しゅうきょうおんがく)

宗教となんらかの形で結び付いて演奏される音楽。音楽と宗教の結び付きはきわ入れ深く、古今東西の宗教はそれぞれ単独の宗教音楽を発展させており、その様式や類類もたいそう多い。これは、音楽が形にとらわれない音を材料にし、論理を超えて真っ直ぐ的な感動をもたらしうることが、なんらかの意風味で宗教と一類の類似性をつくりだしているためとも考えられる。

ギリシア神話の楽人オルフェウスの物語にもみられるように、音楽あるいは楽器の創始者を神とし、また音楽の力の神秘さをたたえる説話は世界各国に広く認められるものであり、原始宗教においては音楽的行為即宗教的行為とみなしうるものが少なくない。また、宗教とよべるほどのものをもたない原始社会の占い(じゅじゅつ)や魔手段においては、呪文や祈祷(きとう)の際、昼間の場合間常の声ではない特別な声を使い、つまり一類の歌う行とばっちりでよって自分を超え、人間を上回るのであり、こうした例は世界各地にみいだすことができる。このようにみると、宗教は音楽の起源とも結び付いているといえよう。

文化民族における宗教においても、音楽はきわ入れ大切な地位を占入れきた。バラモン教、ヒンドゥー教、仏教、チベット仏教(ラマ教)などは、それぞれの地域に固有の宗教音楽を形成してきた。中国の儒教には「礼楽一致」の思想がみられる。昼間の場合間本の神道(しんとう)や仏教でも、前者には神楽(かぐら)(御(み)神楽)、東遊(あずまあそび)、祭囃坊主(まつりばやし)など、後者には声明(しょうみょう)、盲僧琵琶(とっくにそうびわ)、普化(ふけ)尺八など、単独の音楽を発展させている。古代メソポタミア、エジプト、ギリシア、ローマなどにも、宗教的行事に結び付いてそれぞれ音楽が行われていたことは、記録、昔話などから明らかである。そして以上の宗教では、舞踊も、音楽と結び付いてかなり大切な役割をやっぱりいたことがうかがわれる。

古今の大宗教のうち、音楽に対して引っ込み思案であり、原則として礼拝における音楽の使用を排するのはイスラム教だけといえる。その正統派は、教義上、音楽を官能的悦楽をもたらすものとして容認していないにもかかわらず、コーランの読誦(どくしょう)や、礼拝の場合を告げる呼びかけとしてのアザーンなどには、当事者の意識とはかかわりなく、明らかな音楽的展開が示されていることは注目されてよい。

これと対比的に、ユダヤ教、そしてその強い影響下で成立したキ書き出した教は、その教義を反映して音楽を重要視し、まめに芸手段的な宗教音楽を育成してきたのであるが、この内部でも、中世以来、教会音楽の美化、技巧化が異常とされ、禁令の出されることもたびたびであった。その当然著名なものが16世紀のトレント公会議(1545年に初入れトレントの聖堂で開かれたカトリック教会総会議)で、技巧的な宗教音楽を追放しようとしたが、結局音楽は生き延び、今昼間の場合間の世界の音楽のなかでキ書き出した教音楽の占める比重はきわ入れ大きなものがある。そのため、昼間の場合間本においてさえも、宗教音楽の語はキ書き出した教音楽の意風味で理解されるのが並であったが、近年では民族音楽の領域の探求の進歩とともに、各地?各宗教の音楽とその相互関係などについての再検討が進められている。

なお、当然高度に発達したキ書き出した教音楽を例にとって宗教音楽を区別すると、大きく次の六つに分けることができる。(1)礼拝儀式のための典礼音楽、(2)便宜的に礼拝に使用できる準典礼音楽、(3)正規の典礼ではないが病み付き的に教会で執行される宗教行事のための音楽、(4)私用な祈り、教徒の信仰を励まし、布教するための伝道音楽、(5)宗教民謡、(6)宗教的題材によった鑑賞のための演奏会用宗教音楽、以上であるが、宗派?教派によりその名称と範囲には差がある。


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