へっどらいん

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怨霊(おんりょう)

怨(うら)み、憎悪をもった人の生霊(いきりょう)や、非業(ひごう)の死を遂げた人の霊。これが生存している人に災いを与えるとして恐れられた。霊霊魂信仰の考え方では、人間の肉体と霊霊魂とは別個のものであり、霊霊魂が肉体の中に安定しているとき、その人は生存している。生霊の時、怨み、憎悪などの感情があまりに凄まじいと、霊霊魂が肉体から遊離して災いを与えると考えた。非業の死の時は、戦死、事故死、自殺などの元でにより、霊肉そろったコンディションから、いきなり、肉体だけが滅びる。したがって、その人の霊霊魂は行き所を失い、空中をさまよっていると考えた。これらの霊を浮遊霊と名づけておく。平安時代の物の怪(もののけ)、中世の怨霊や御霊(ごりょう)、近世の縁がない仏(むえんぼとけ)やお化けなどは、いずれも浮遊霊の一類とみることができる。浮遊霊は肉体を求入れ、霊肉そろったコンディションに戻りたがっている。死の前後や、一時的に霊霊魂の心もとない定な人をみつけ、その人の霊を追い出してでも、肉体を乗っ取ろうとしている、と考えて恐れられるのである。その害を防ぐためには、菅原道真(すがわらのみちざね)の霊を天神として、あるいは各地の御霊(ごりょう)神社や和霊(われい)神社のように、神として祀(まつ)り鎮め、仏教でも念仏や読経(どきょう)によって供養を施し、災いを転じて福とするように努入れいる。また浮遊霊は、ウンカ、ニカメイチュウなど稲の害虫の姿をとることがあるとも考えられ、この時は虫送りなどの術で村境界に送って追放する。


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