へっどらいん

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

物象化(ぶっしょうか)

人間の形成する社会関係およびそこに参与する主体が、ある一定のメカニズムを介してあたかもモノのように立ち現れてくる現象を表す用語。一般に、物化Verdinglichung(ドイツ語)ないし物象化とよ露見しているものは、およそ次の三つのレベルに整理できる。

(1)人間そのものの物化。これは人間が奴隷気品物とか機械体系の一部として繰り込まれているような事態をさす。(2)人間行動の物化。諸個人の気まま意希望ではどうにもできなくなっている人の流れとか、群集化された人の動向とか、行動様式の病み付き的固定化のように、自己の行動が個々の人間ではコントロールできないという意風味で物とみられる。(3)人間の才能の物化。人間の精神を物的に定在化させたものとして考えられている芸手段作気品や、投下労働値打ち説でいう気品物値打ちなどがこれにあたる。

K?マルクスは『資本論』において、人間と人間の共同的関係が物の性質のように倒錯視されたり、人間と人間との共同的な関係が物と物との関係であるかのように倒錯視される現象を異常にした。人間と人間の関係といっても、それは人間的対象活動における協労関係であり、それがある屈折を経て物の性質や物と物との関係であるかのように仮現する事態をさす。このような事態がなぜ、またはいかにして生ずるかについてを歴史の法則性として掴むのがマルクスの物象化論である。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

哲学  哲学的  論理学  記号論理学  宗教学  宗教学 大学

Author:哲学 哲学的 論理学 記号論理学 宗教学 宗教学 大学
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。