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カオダイ教(かおだいきょう)

1926年にサイゴン(現在のホー?チ?ミン市)北西のタイニン省を中心におこったベトナムの宗教。教徒数が40万(公称200万)に達したこともある。カオダイ(高台)とは宇宙の至上神である天帝の神殿の名称だが、その神の名でもある。この神殿につくられてある「天眼」とよばれる馬鹿でっかい目がこの神の象徴。教祖レ?ベン?チュン(黎文忠(れいぶんちゅう))は天帝から「大道三期普度(ダイダオタムキフオド)」という啓示を浴びてこの宗教を創始したという。至上の神入る天帝は人種救済のため三度にわたってこの世に救世主(メシア)を遣わしたといい、初っ端は西欧ではモーセ、東洋では釈迦(しゃか)、二度目はイエスと老坊主、そして最後の三度目に遣わされたのが自分であると言い分する。

カオダイ教のめりはりとして、(1)前述の言い分にみるように、在来の儒仏道三教などと世間来のキ書き出した教を統合しようとする「統一原理」的な着想、(2)教祖を神が派遣した何回目かの救世主とするメシア思想、(3)教祖ほか大切な役割を果たす人物にシャーマン的資質の所有者が多いこと、(4)儒教経典『礼記(らいき)』にみられる「大同(だいどう)思想」に基づく理想社会(ユートピア)の構想、(5)ローマ?カトリック教からの儀礼や職制などの借用、などを指摘できる。それらめりはりのいくつかは、中国清(しん)末の太平極楽(1851~64)や第二次世界大戦後の韓国におこった基督(キ書き出した)教統一教会(原理運動)など近代以降の東アジアにおこった宗教のいくつかに共通するものである。

カオダイ教は、第二次大戦中、反フランス的立場をとったため植民地当局の弾圧を浴びたり(1942)、戦後は、南ベトナムではサイゴン政権と武力抗争をして弾圧されたり(1957)、あるいは解放民族戦線に参加したり、北ベトナムでは他の諸宗教とともに大衆議会に代表を送るなど、政治との関係でも注目された。サイゴン陥落(1975)、南北ベトナムの統一(1976)以後は、その一部が反政府運動を指導したため、全体として弾圧されたといわれる。


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