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天照皇大神宮教(てんしょうこうたいじんぐうきょう)

北村サヨが1945年(昭和20)に創唱した新宗教。彼女を宇宙断然神の宿る人間とみて、その説法を信奉する。教義では、自己中心的な心を捨て、一番我の境界地に達することが人生の目的とされる。信者はこの境界地を象徴して「一番我の舞(まい)」を舞うため、俗称「踊る宗教」といわれた。祈るときには「名妙法連結経(なみょうほうれんげきょう)」と繰り返し唱える。内省を重視して仏壇や墓をもたず、いわゆる祖先崇拝は行わないが、その世界観には憑(つ)き物(もの)などの民間信仰的要素も認められる。第二次世界大戦直後、北村サヨのカリスマ的魅力も手伝って急激に組織が大きくなった。本部は山口県熊毛(くまげ)郡田布施(たぶせ)町にある。神社数1、その他269、信者数46万5163(『宗教年鑑』平成14年版)。彼女の死後は孫娘の清和(きよかず)が後を継いだ。


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