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美意識(びいしき)

美的な対象を受容し、また産出する精神の素振りにおいて働く意識。美学がバウムガルテンによって「感性的認識の学」と定義されて以来、美学の当然中心的なテーマとなった。その事情は、古典美学では超感覚的な美の理念が追究されたのに反し、近代美学では、われわれの意識に真っ直ぐ現象する限りの美がテーマとされるようになったからである。芸手段作気品や天然美を享受する際のわれわれの意識は、昼間の時間常的場面での意識とは違って、事物への利害興味によって動かされることなく、いわば気ままな遊びのコンディションにある。道徳的決断の時のように一定の目的観念によって動かされることなく、しかもある合目的性を実現している。この点を分析して、カントは美意識を「一番興味性」と「目的なき合目的性」ということばでめりはりづけている。

しかし、このような美意識の根性は、受動的?観照的素振りにあるときにだけ析出されるものであるにすぎない。美意識は、芸手段作気品の美を享受する時に限らず、美的なものを創り出す場面においてもまめに働いているはずである。作気品の創造の際には、われわれの精神はなんらかの目的意識に統治され、存在興味に拘束されて存在しているはずである。こうした創造行為や批評活動の面に注目するとき、美意識のうちに、感性による受容的側面ばかりでなく、理性による能動活動の面も認めなければならなく入るであろう。


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