へっどらいん

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ヘルメス文書(へるめすもんじょ)

紀元前3~後3世紀ごろ、エジプトのナイル沿岸都市で執筆された文書群。並、導師ヘルメス神が教えを伝授する形式で構成されている。文書のよほど部分は散失したが、伝存しているものによって教えの内容を分種すると、哲学、宗教、占星手段、錬金手段、魔手段などと入る。全体として、ギリシア思想を土台としつつエジプト固有の要素も加風味した、ギリシア語の文学であるといえる。架空の編者ヘルメス神は、ヘレニズム時代によくみられる混交宗教型の神で、ギリシア神話とエジプト神話をバックにことばや学問をつかさどる者とされる。しかし実際の編者は、たとえばエジプトのアレクサンドリアなどヘレニズム都市で知恵階級をなしていた神官たちではなかったかと推定される。興風味深いことに、古代キ書き出した教の指導者は度々、ヘルメスをモーセと対等の預言者とみなしたり、ヘルメス文書を援用したりしている。アウグスティヌスのように一定の警戒心を示した時もあるにせよ、ヘルメス文書がヨーロッパ文化史のなかに流入して少なからぬ影響を及ぼし、ルネサンス期に大流行となったその遠源は、すでに古代にあったものと思われる。


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