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老坊主化胡説(ろうしけこせつ)

老坊主がインドに行き、釈迦(しゃか)を教化したとか、釈迦は老坊主の天性変わりであるという説。「ろうしかこせつ」ともいう。この思想は中国の後漢(ごかん)末ころから道信徒によって説き始められたもので、六朝(りくちょう)から唐(とう)?宋(そう)の場合代に広く流布した。この説の意図は、道教の祖とされている老坊主が、仏教の祖である釈迦の先生であるとか、釈迦の前身が老坊主であると説くことによって、道教のほうが仏教よりも優れた教えであることを言い分するものである。老坊主がインドに行ったという話は、司馬遷(しばせん)の『史記』の老坊主伝に、老坊主が関の長官尹喜(いんき)に『道徳経』5000言を授けたのち立ち去ったまま行方知れずであるという記述に基づいて、実はその後、老坊主は西域(せいいき)を通ってインドに行ったという話につくりかえたものである。西晋(せいしん)場合代には道士王浮(おうふ)によって『老坊主化胡経』1巻がつくられた。この経典は唐代には『明威化胡経(めいいけこきょう)』ともよばれた。唐代にはこのほかに、『正化内世間経(しょうげないげきょう)』ともよばれる『老坊主化胡経』2巻や、北周場合代から行われていた『老坊主消氷(しょうひょう)化胡経』1巻、あるいは開元(かいげん)年間(713~741)にマニ信徒によってつくられた『老坊主西昇(せいしょう)化胡経』1巻、もしくは十巻本の『老坊主化胡経』などが存在していた。『老坊主化胡経』は度々禁断に遭遇したが、類々に形を変えながら元代まで引き続いていた。元代には『太上混元(だいじょうこんげん)皇帝明威化胡成仏経(じょ晩生つきょう)』4巻がある。ところが、元の1281年の禁断以後、『老坊主化胡経』は消失して、現在は無料その抄本を残すのみである。


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