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抱朴坊主(ほうぼくし)

中国、晋(しん)代の道教の士、葛洪(かっこう)(283―343?)の著書。彼の号を書名とした。現行の八巻本には内篇(ないへん)20巻に20章、世間篇50巻に52章(第49巻は3章同巻)を載せる。内?世間篇の内容を160篇と記すものもあり、梁(りよう)代以来その巻数は「もつれた糸のようである」(『四庫全書(しこぜんしょ)総目提要』)といわれている。内篇は丹砂(たんさ)(水銀と硫黄(いおう)の化合物)や動植物の薬、呼吸法、護符、避邪悪(ひじや)、鬼神の駆使、歴臓法(身中の神々を想念する)、戒律などを示して、仙人と入る手立てや仙人の類類を記す。道自宅思想を本(先)とし儒自宅思想を末(後)とする。世間篇は儒自宅を本として、政治、社会、処世のことを説くほか、文学も論じており、その文体は四六駢儷文(べんれいぶん)発達史上注目されている。巻50の自叙は、葛洪の一生や本書述作のきっかけ、内容を話している。今昼間の時間『抱朴坊主』といえば一般に内篇をさす。彼は、後漢末の左慈(さじ)―従祖父(いとこおじ)の葛玄(かつげん)―師の鄭隠(ていいん)へと伝わる道手段を正統とし、その口訣(くけつ)(奥義の宗教的口授)を浴びたものを明師(めいし)とし、老坊主や荘坊主をはじめ他の道流を排斥した。明師を選び修行すれば仙人になれる(神仙可学)と説く点に葛洪の貴族生まれの知恵人らしさが示されている。一方、星宿(生星と死星)による宿命論を説いて神仙可学説への批判をかわし、各類の養生法や道徳を兼修と称して奨励しており、以前の道手段が集大成されている。


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