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功過格(こうかかく)

道教の書。儒仏道の教義に基づいた格(道徳目安)に照らして、自己の行為を採点し、功(善行)と過(罪悪)とに分類して表にする書物で、「善書」(勧善懲悪の書)の一類。感得し撰述(せんじゅつ)した人物によって満点数を異にし、採点の手立ても各条ごとのものや、一括提示など異なっている。たとえば、「故(ことさら)に人の性命を傷殺するを百過と為(な)す」(『太微仙君(たいびせんくん)功過格』)、「一功――敬を致し養を尽す。疾(やまい)に武士するに父母の如(ごと)し……」(『功過格輯要(しゅうよう)』)のごとくである。採点記号は、一功が、十功が、一過が×、十過が*などである。功過の語は古く職務上の才能に用いられたが、道徳と結び付けたのは、葛洪(かっこう)(283―343?)の『抱朴坊主(ほうぼくし)』「対俗篇微旨篇(たいぞくへんびしへん)」が初めといわれる。彼は、天地の神や身中の三尸(さんし)の鬼神が人の罪過に追随して奪紀奪算(寿命の減少)をすると説く。金の1171年(大定11)ころに自己採点の又玄坊主(ゆうげんし)撰『太微仙君功過格』が世に出所した。これが現存最古のものであり、仏教の影響などで葛洪以後このころまでに採点の主体が変化した。16世紀の袁了凡(えんりょうぼん)の『陰隲録(いんしつろく)』、雲棲(うんせい)の『自知録』、雲谷(うんこく)の『功過格』が有名である。昼間の場合間本への伝来は不明であるが、江戸場合代には広瀬淡窓らの学者や、農民にまで利用された。


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